内反肘・外反肘とは?原因と子供の骨折について
本日は「内反肘・外反肘」についてお話したいと思います。
内反肘・外反肘とは
内反肘とは、腕を真っ直ぐに伸ばしたときに肘のところから「小指側」に湾曲している腕の変形を内反肘といいます。
外反肘とは、腕を真っ直ぐに伸ばしたときに肘のところから「親指側に」湾曲している腕の変形を外反肘といいます。
原因の多くは子供の頃の骨折
内反肘も外反肘も、どちらも考えられる大きな原因としては、子供の頃の骨折が原因となり、うまく整復されなかったことによるものと考えられます。
ほとんどの場合は日常生活のうえで機能が問題となることはありません。
しかし、まれに肘の変形が原因となって手の痺れが起こることがあります。
このような痺れなど症状が現れた場合は、手術が必要になることもあります。
内反肘・外反肘と遅発性尺骨神経麻痺
痺れの原因は、肘の変形によって肘を通る神経が圧迫されて起こるもので、遅発性尺骨神経麻痺と呼ばれます。
この場合には、神経の圧迫を取り除く為、神経を剥離したり骨の一部を削ったりする手術が必要になることがあります。
子供の頃に怪我をした後のケアは非常に大切です。
大したことないといった安易な判断をせずにきちんとした施術をすることをお勧めします。
春日部たろう保健整骨院では、子供のスポーツ障害・スポーツ外傷への施術も行なっております。
「スポーツ障害・スポーツ外傷」のページで詳細をご覧いただけます。