四十肩・五十肩について
四十肩・五十肩とは
四十肩・五十肩は、正式には「肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)」とも呼ばれています。
名称のイメージだと四十代・五十代に起こる肩の痛みのことと思っていらっしゃる方が多いですが、現代では10代から70代と幅広い人に起こりうる症状となっており、発症の低年齢化が進んでいます。
※現代社会では生活が大変便利になり、昔に比べて身体を動かさなくとも用事が済ませられるようになっています。
こうした生活習慣の変化が発症の低年齢化に大きく関係しているようです。
「四十肩」と「五十肩」の違いは名称の違いだけであり、症状や施術方法に違いはありません。
元々は五十肩と呼ばれていたものが発症年齢が低年齢化して変化してきたものと言えます。
肩の関節の周囲というのは、具体的にいうと上図のように、
- ・滑液包
- ・上腕二頭筋腱
- ・棘上筋
- ・関節包
これらぼ組織が炎症を起こしたり癒着を起こすことで痛みや可動域制限が起こります。
肩関節は、膝や肘と違い、曲げ伸ばしだけでなく様々な方向に動くため、筋肉や腱が交差する複雑な構造になっており、炎症が起こりやすい部分なのです。
症状の特徴
- ●最初は寝違いかな?程度の痛みが肩・腕に起こる
- ●洋服を着るときに肩・腕に激痛が走る
- ●電車のつり革につかまるのが辛い(手が上がらない)
- ●徐々に痛みが増して夜も眠れないほどの痛みが出現することも
四十肩・五十肩になりやすい人と予防対策
単純に言うと、肩関節付近の筋肉を・・・
「使わなすぎる人」と「使い過ぎる人」
両極端ですが、このような人に起こりやすいと言えます。
・肩を使わな過ぎる人
使わなすぎによるものとしては、動かせる範囲の「可動域」が狭まってしまっている状態です。
人間も機械と一緒で、使わなければ錆びてしまうとでも言いましょうか・・。
程よく使ってあげないと、身体はうまいこと動いてはくれません。
普段運動をしない人が、何かのきっかけで無理に動かそうとすると負担が掛かり、四十肩・五十肩を発症するきっかけとなってしまいます。
肩を使わな過ぎる人の予防対策
肩をなかなか動かせていない人は、普段からストレッチや軽い運動を生活に取り入れ、柔軟性を保っておくことが、いつまでも身体を元気に動かせる重要なポイントです!
・肩を使い過ぎる人
使い過ぎによるものとしては、肩を酷使する職業の方に多く発症します。
デスクワークでの長時間のパソコン作業や、内装屋さんや美容師さんなど、常に肩を上にあげた状態で長時間筋肉を緊張させていると、肩周辺の筋肉が凝り固まりやすくなってしまいます。
肩を使い過ぎる人の予防対策
長時間の作業の中にも意識的に休憩を取り入れ、身体を休ませる時間を作るようにしましょう。
また、仕事中は肩を冷やさないようにする、軽いストレッチを取り入れるなど、血行が良くなるような工夫をすることが必要です。
当院にもこれらような症状でご来院される方が多くいらっしゃります。
違和感を感じたら早目に適切な施術をすることが重要です。
湿布薬などで長期に渡って様子をみられる方もおられますが、湿布薬は痛みの感覚を麻痺させることだけであり根本からの施術にはなりません。
春日部たろう保健整骨院の四十肩・五十肩施術
当院での施術は、当院オリジナルの整体メニューを軸に、可動域訓練、テーピング、超音波施術を行っていきます。
超音波施術は無痛で施術できる効果的な方法で、痛みを早期に軽減することができます。
痛みを除去し、根本から回復させ、その後のケアまでしっかりと行っていきます。
完治した後も再発しない為に生活習慣を見直す為のアドバイスをさせていただきます。
当整骨院のオリジナルの整体は、「伝統の技」と「最新の解剖学」の融合をコンセプトに生み出された技術で改善していきます。
当整骨院の「整体メニュー」をご覧ください。
その他の肩の痛みはこちら(「首・肩の痛み」)をご覧ください。
気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
一緒に治していきましょう。