冷えによる腰痛の原因と対策・予防方法
夏は外の暑さに対し屋内はエアコンが効いた環境、冬は外の寒さに対して温まった部屋。
夏でも冬でも冷えが原因の一つとして腰痛が悪化、または腰痛を発症される方は多くいらっしゃいます。
冷えと腰痛の原因について
当整骨院へ来院される腰痛の患者さんの原因の一つとして「冷え」があります。
10代~20代では冷えが原因となって腰痛を発症するリスクは少ないですが30代以降では冷えにより血行不良になりやすく、疲労の蓄積や痛みの蓄積が原因となり腰痛が悪化するケースがあります。
また、寒さで身体が拘縮した状態で同じ姿勢を取り続けることも腰痛の原因となります。
長時間の同じ姿勢と冷えは最悪の組み合わせ
皆さんも、寒い時に背中を丸めてジッとしている事が多いのではないでしょうか?
長時間同じ姿勢を取り続けると血流が悪くなり、筋肉がこわばってしまい腰痛の原因となります。
ここで体が冷えた状態ですと、さらに血流は滞りやすく、そんな時に急に腰をあげ、仕事や家事をしようとすると「ぎっくり腰」をやってしまうケースもあるのです。
真夏の暑い日に、冷房が効いたオフィスで寒さに耐えながら仕事をして腰痛になったという方を私もこれまで本当に多く見て来ました。
冷えによる腰痛の予防と対策
- ・冬は無理な薄着は避け、温かい服装で過ごす
- ・夏は冷房の部屋に対し「肌寒い」と感じたらすぐに1枚羽織れる上着を用意しておく
- ・外出時など寒い場所に行く際はホッカイロなどで腰を温めておく(※低温やけどに注意しましょう)
- ・寒い時こそ家でジッとしていないで外に出てウォーキングなどの運動をし、身体を温めるにする
- ・一日の終わりには湯船につかり身体をしっかりと温めるようにする
- ・仕事や家事をする前後に軽いストレッチをして身体を動きやすくしておく
まとめ
冷えや姿勢は、あくまでの腰痛の原因の“1つ”です。
特に、間違えた体の使い方で、自分では気づいていないうちに腰に負担をかけ続け、結果的に腰痛になるという非常に多いこのパターンは、早くしれば知るほど将来健康でいられる可能性は高くなります。
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