腰痛持ちの方にオススメ体幹トレーニング「ドローイン」で腰痛を予防しよう
今回は・・・・・
「実践できる体幹トレーニング」について!
※腰痛持ちの方には是非行っていただきたいトレーニングです!
実際に体幹を鍛えるうえで重要なのは「インナーマッスル」と呼ばれている筋肉です。
インナーマッスルとは?
インナーマッスルとは、身体の内側にある筋肉で脊椎に繋がっており、身体を支える役割を担っています。
その為、インナーマッスルを鍛えることによって身体の軸が安定し支える筋肉が土台としての機能をしっかり果たすことによって「動かす」筋肉もその役割を発揮できるのです。
インナーマッスルの中でも腰痛予防に重要な筋肉が「腹横筋」といわれる筋肉です。腹横筋(ふくおうきん)とは、文字通りお腹を横に走行する筋肉です。
みなさん腰痛になるとコルセットや腰痛ベルトをされますよね?そうなのです、腹横筋とはつまり、コルセットそのものなのです!
その為、腹横筋は「天然のコルセット」とも呼ばれたりします。
腰痛予防で鍛えるべきは「腹横筋」
腰痛になると、病院などで「腹筋を鍛えてくださいね」などと言われたことがある方も少なくないと思いますが、この時の「腹筋」とは腹横筋を指すのです。
腹筋と聞くと、お腹で六つに割れているあの筋肉(腹直筋)を想像される方がほとんどだと思いますが、それは実は勘違いなのです。
インナーマッスルの鍛え方
このインナーマッスルを鍛えるのが「体幹トレーニング」です。
インナーマッスルを鍛えるトレーニングとして代表的なものは「ヨガ」「太極拳」「ピラティス」などが挙げられます。
アウターマッスル(インナーマッスルとは違い、身体の表面にあり大きな力を発揮する筋肉)を鍛えるようなマシーントレーニングとは違って、反動を使わずにゆっくりとした動作でポーズをとり、動きをコントロールするトレーニング方法が効果的です。
そこで・・・・
腰痛持ちだけどお仕事や家事・子育てなどでジムや運動教室に通う時間がない!という方、体幹トレーニングの基本となる「ドローイン」をマスターしてみませんか?
ドローインがおすすめ!
ドローインとは、腹式呼吸に合わせて(息を吐くときに)お腹をへこませることを言います。
自宅で簡単に腹横筋を鍛えることができる体幹トレーニング方法ですから、是非日々の運動に取り入れてみてはいかがでしょうか??
腹式呼吸に合わせてお腹を凹ますことで、腹部のインナーマッスル(腹横筋)を鍛えて「天然のコルセット」を筋肉により作っていきます。
そうすると腰を支える強い土台ができ、腰痛改善の重要な役目を果たしてくれます!
ドローイン(腹式呼吸)のやり方
- 口を閉じ、鼻からたっぷりゆっくり息を吸います
※この時、鼻から吸った空気はお腹に入っていくように意識しましょう。
お腹に手を当て、確認しながら行うと良いかと思います。
腹式呼吸ですから、胸をふくらませずお腹をふくらませるイメージで行ってみてください。 - お腹に入っている空気を口からゆっくり吐いていきます
※この時、お腹をしっかりと意識して凹ませ、お腹の中の空気を吐きましょう。 - ①と②を繰り返す。
たったこれだけのトレーニング方法です。とっても簡単ですよね!
寝ながらでなくても、椅子でテレビを観ながらでも、どんな時でも、あまり場所を問わずに行うことができます。※背中を丸めないよう寝ていても座っていても姿勢には注意しましょう
こんな簡単な体幹トレーニングでも、ドローインをマスターし、続けることにより腰痛が改善された方が当整骨院では沢山いらっしゃいます。
ドローインのその他の効果
最初は上手にできなくても、続けていくうちに上手になっていきます。
上手に行う事よりも、下手でも頑張って毎日続けることのほうが大事です。
事実、当整骨院に通っていらっしゃる80代の女性のお客様は、最初は全くできませんでしたが、10日ほど続けたら2kg体重が落ちたそうです。これはほんの一例です。
他にも、
- ・便通が良くなった
- ・腰痛が良くなった
- ・ウェストが細くなった
などのお声をいただきます。
ぜひ腰痛持ちで大きな運動ができない方もこの簡単体幹トレーニング「ドローイン」をマスターしてみてください!
春日部市たろう保健整骨院では、こういった日頃の腰痛予防に役立つ運動なども指導しております。
よろしければお気軽にご相談ください。
現在、腰痛でお困りの方は、先に腰痛を和らげる施術を受けることをおすすめします。