頚椎症について|症状・チェック方法・注意点
頚椎症(けいついしょう)とは
※頸椎とは頭を支える為の骨の事を言います。(首部分の骨)
頚椎症とは、簡単に言うと「頸椎に生じる加齢変化の総称」です。
軟骨である椎間板がすり減ったり、骨の端にトゲができたりする、加齢とともに誰しもに起こりうる症状です。
50歳代に多く、男女比は2:1で男性に多い症状です。
症状の特徴
脊柱管の中を通っている「脊髄」が押しつぶされてしまい圧迫を受け、手足にしびれや麻痺症状が出現します。
手のしびれや頸部痛から発症することが多いと言われています。
そして進行すると、洋服のボタンがかけられない、箸が上手く使えないなどの手指に障害が出現します。
更には歩行障害や(※)膀胱直腸障害も出現することがあります。
※膀胱直腸障害とは・・尿意が自覚できずに排尿が不便になる、肛門が痺れて締まりがなくなる、肛門周囲の麻痺などのものが見られます。
頚椎症の程度の自分でできるチェック方法
脊髄がどの程度障害されているか、簡単にできるテストがあります。
10秒間にどの位グーパーが出来るのか計測する方法です。
健康な人であれば高齢者でも20回以上できます。※脊髄症状があるお客さんでは指を開くことが困難になります。
正確な判断は出来ませんが、その回数を目安にある程度の障害の有無を図ることができます。
これらの症状は一度発症するとゆっくりと進行することが多いです。
しかし、転倒などがきっかけで麻痺症状が悪化してしまうことがあります。
頚椎症についての注意点
最も良くないのは、痛みをかばって悪い姿勢のまま長期間過ごしてしまうと頸部の可動域が制限され筋力も衰え、椎間板にかかる負担も増します。
自分の首と頭の位置関係を理解した上で正しい位置関係で過ごすことができていないと回復もしませんし、悪化してしまいます。
自分自身の姿勢が悪いのかどうか、日々の生活の中で自分のどの行動や動作、姿勢が首に負担をかけているかが認識できていない方は注意です。
治療方法
症状がかなり進行してしまった場合には、手術によって脊髄を圧迫から解放する必要がありますが、多くは保存療法(身体にメスを入れない施術法)で症状は緩和していきます。
その為、違和感や痛みを感じた時は我慢せずに、早目に専門医に相談することをお勧めします。
春日部市たろう保健整骨院でも頚椎症に関してのご相談を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
例えば、
- ・そもそも自分は頚椎症なのだろうか?
- ・病院に行くほどでもなさそうだから施術してほしい
- ・整形外科で「頚椎症」と言われて治療を受けたが改善しない
- ・頚椎症にならないように予防対策をしたい
このようなご相談もい多くいただきますので、お気軽にご相談ください。
適切な筋力トレーニングの指導や、日常生活での気を付けるポイントや正しい姿勢などの指導も行っておりますので、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
そして、すでに痛みや痺れなどがある方へ。
春日部せんげん台たろう保健整骨院では、頚椎症の症状や原因になっている歪みや筋肉の不具合を「伝統の技」と「最新の解剖学」の融合をコンセプトに生み出された整体で改善しています。
当整骨院の「整体メニュー」をご覧ください。
その他の首肩の痛みはこちら(「首・肩の痛み」)をご覧ください。